一人旅(一日目)〜タイ編〜
一週間ほど日本を発ち微笑みの国、タイへと行ってきた。
といってもタイにいたのは、3日ほどだけれども。
日本時間深夜の1時に飛行機が出発し、タイ時間早朝5時ぐらいにバンコクのスワンナプーム国際空港に着いた。
スワンナプーム国際空港は2006年の9月に開港したばかりで、ものすごい奇麗だった。空港自体もかなり大きい。旅客ターミナルビルの総床面積563,000㎡で世界一の広さを誇っているらしい。
東南アジアのハブ空港となり、一日何便もの飛行機が飛んでいる。
そして、この空港を出て、今回の旅の拠点となるカオサンへ向かうためエアポートバスへと向かった。
空港から出ると、多少むわっとしたが、思ったより暑くなく、さほど日本と変わらない気温だった。
受付で150バーツ(1バーツ:3.02円ぐらい)を払い、バスへ乗り込んだ。バスの乗客は自分を含め4人だった。
カオサンまでは1時間ぐらいだった。バスから見るバンコクの風景は完全な都会だった。
ここでカオサンについてちょっと触れておく。
カオサンとは、簡単に言えば、バックパッカーのたまり場である。カオサンロードと呼ばれ、300mぐらいの通りにバックパッカー向けのホテル、ゲストハウスが軒を連ね、レストラン、カフェ、旅行代理店、屋台などが多数ある。旅行中のあらゆる者はここで手に入れることができる。
さらに、ここを起点にラオスやベトナム、カンボジア、インドなどへ旅をするバックパッカーも多く、世界中のバックパッカーがここに集まる。そうしたことから、ここはバックパッカーの聖地とも呼ばれている。
そんなカオサンにまだ早朝の6時ぐらいに着いた。その日は日曜だった。
バックパッカーにとって休日の区別があるのかどうかわからないけれども、その日の朝は前日の宴会の後なのかものすごく臭かった。
こんな臭い所に6日間もいるのかと、ちょっと弱音を吐きながら、大きな荷物を抱え、泊まる宿を探した。
ろくに英語もしゃべれない自分はうまくゲストホテルの人と交渉もできず、色々なゲストハウスを行ったり来たりした。
そんな自分を見て、現地の人は「トゥクトゥク!」「タクシー!」と話しかけてくる。
とりあえず、彼らは無視し、やっと部屋が空いてそうなゲストハウスに辿り着いた。部屋はエアコン付き、ホットシャワー付きを指定し3日間泊まることにした。代金は3日間で1400バーツ。
このカオサンにしたら高いほうだけど、もう疲れたからいいやと思い、妥協した。
案内された部屋はエアコンがついてなく、ファンだけだった。もうどうでもいいやと思い妥協した。
ちっちゃい男だ。
言い訳として英語が話せないから説得もできないのだよ。
ちっちゃい男だ。
まぁ、ファンがあれば十分な気候だったからいいんだよ。
ホットシャワー付きを指定したのは、タイのほとんどのゲストハウスは水しか出ないからである。
トイレは手動ウォシュレットだった。タイにしてはいいほうである。シャワーみたいなホースが便器の横に備えてあり、それを使って自分のケツに水を発射させて洗う。
宿でちょっとくつろぎ、それから宿を出て、これからの旅の日程を決めるため旅行代理店のMPツアーへ向かった。
その道中、タイのドナルドに会った。
バンコクへきて、初めて迎え入れられた気がした。
つづく...
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